SDGs目標達成への取組み

日建工学は、国土強靭化の実現と、生き物が集まり、育つ、豊かな生態系を保つために、新製品・工法の開発に挑み続けています。こうした事業を通じて、持続可能な社会の実現を目指します。

みなとの基盤を支える

島国である日本は、古くから海上を使った物流機能が発展するなど、みなとを拠点とした臨海工業地帯や産業が集中しています。こうしたみなとに根付いた産業などを支えるために、私たちは津波・高潮・高波による被害を防ぐ強靭な港湾施設づくりを実現する製品・新工法の開発を行っています。

安全安心なまちづくり

日本は暮らしやすい都市が多くある一方で、自然災害に強い安全・安心なまちづくりへの取組みが求められています。私たちは、技術とアイディアで、防波堤や河川堤防など重要なインフラ機能を強化し、安全で安心なまちづくりを目指しています。

防災と自然の調和

全世界で天然資源の保護、廃棄物の発生防止・削減のために、ひとりひとりが持続可能な生産消費形態を維持していく行動を求められています。わたしたちは良好な生態系を保つ「環境活性コンクリート」を用いた製品・工法を広く提案するなど、防災と自然の調和を目指しています。

国土強靭化と生物多様性

日本は、高波や高潮、洪水や土砂災害など、相次ぐ大災害からの復旧・復興に取り組んできました。こうした様々な自然災害による被害の防止・最小化、速やかに回復できるような強くてしなやかな国土の構築化が推進されています。私たちは、豊かな生態系を保ちつつ、災害に強い国土づくりを目指します。

資源豊かな海づくり

様々な地球環境問題に対して、温室効果ガスの削減や生物多様性の保全など、全世界規模での取組みが求められています。私たちは、コンクリートを起点とした豊かな生態系の形成を促す「環境活性コンクリート」を開発し、藻場の造成やサンゴの再生、アワビ資源の増殖などに取組んでいます。

オープンイノベーション

日建工学・味の素・徳島大学の産学共同研究により開発した環境活性コンクリートや、大学との共同研究、異業種コラボレーションなどに取り組んでいます。今後もこうしたパートナーシップを通じて、より良い製品・工法を開発に挑戦していきます。